クーデレ君と微妙な関係

小さなため息を漏らしたあとアルミの、いかにも安っぽそうな扉を3回ノック。


「失礼します」


それだけ言って、オレは担任の元へ足を進めた。

本…読んでるし。しかもコーヒー飲みながら。


「先生…仕事した方がいいんじゃないですか」


オレが呼びかけると、先生は眠そうな目をこっちに向けた。


「ん…?なんで九重なんだ?」


「小松のパシリですよ」


先生の机の上には今日提出だったオレたちの課題ノートが大量に積まれていた。


仕事、全部終わってたのか。


「十波待ちでしたか…」


「そうだ。質問にでも来るかと思ってたんだけど、お前が教えてたんだな」