クーデレ君と微妙な関係





オレの予言通り、十波は放課後に未提出の課題に加え、先生特製の化学プリントをやる羽目になった。


「で?なんでオレまで残んないとダメなわけ?」


「えーと、うん、その…あれだよ」


「お前のアタマがわりぃから?」


「そーです。化学はバカちんなんですぅ」


コイツ…。

化学だけ勉強してねぇからだろうが。


十波が口を尖らせてペンを装備。

……1問目でゲームオーバー。


「すみません新也様、この御恩はいつか必ず返しますのでどうかこの問題を教えてくれませんでしょうか…」


2人きりの教室に今にも死んでしまいそうな十波の声が響く。


なんだろう、すごくいじめたくなる。


「1問教えられるごとに罰ゲームな。なるべく精神的負荷が大きいもん考えとけ」