クーデレ君と微妙な関係

「…!………ん…」


突然、新ちゃんの顔が近づいてきて、


奪われた。


「は……っン…や、め…て。」


私に一瞬の休む間も与えない高圧的なキスは、角度を変えて何度も何度も落とされる。


「誰がやめるかよ…。お前、ほんっと隙だらけだよな」


再び。


心臓はどんどんスピードを上げ、呼吸もままならなくなってきた。


「ん……ッ。ね…ぇしんちゃん…」


舌を絡め取られ、満足に喋ることもできない。


「お前がアイツらにされかけたこと、どんなことなのか分かってるよな?」


唇を離し、私から目をそらさない彼。


「わか…ってるよ。それくらい」


「なら何でオレらのとこに来なかった?
みんなで戻ればいいのに、なんで自分たちだけで帰ろうとしたんだよ」


「それは……」


七ちゃんが元気のない私を気遣ってくれて、それで…。


「私が…悪かったんだよ」




君にこんなにも振り回される私が、悪かったんだ。