クーデレ君と微妙な関係

七ちゃんの声に振り向いたその人たちは、髪の毛が闇の中でも分かるくらい金色に輝いていて、たくさんのピアスが耳にぶら下がっていた。


「なんだよ、いるじゃん女のコ。今夜はこれで退屈しねぇな!」


「お前に抱かれるコかわいそ。あ、何もボクたち怪しいものじゃないんで、ちょっと遊ばない?」


そんな話してて一体どこが怪しくないっていうのよ。


「あの、ほんとにいいんで通してもらえます?」


今日は疲れた。私は早く部屋に戻りたいの。



「じゃあ俺らも一緒についていくわ」



は?


「なんであたしたちが見ず知らずのアンタたちと部屋に戻んないといけないわけ?」


七ちゃんが噛み付く。


「別にいいじゃん、ちょっと遊ぶだけだし。
つか、君たちよく見るとすんげーかわいいじゃん」


顔が近づいて来た瞬間、キツすぎる香水の匂いが私たちの鼻を劈いた。


「こりゃ啼かせたら気持ちいいだろうな。
ねぇ、お兄さんと一緒に楽しいコトしようよ」


声が…上がらない。


「や…め……」




「はーいストップ。」