クーデレ君と微妙な関係

「なんでその発想にとぶわけ?」


うわー不機嫌そうな顔。


「頑張ろうにも出会いがないと頑張れないじゃん。何も不自然なとび方はしてないでしょ」


手に持った花火の先に火をつけると、勢いよく赤色の火花が散り始めた。


新ちゃんは一言も話さない。


「オレ…お前のそういうとこ嫌いだよ」


なに…?いきなり……。


あまりに突然のことで一瞬、呼吸をするのも忘れてしまった。


「そっか…残念だなぁ」


何とか自分を取り戻して、平静を保ったフリをする。


「じゃ、オレ向こう行ってるわ」