あれからも遊び続け、あっという間に外は闇一色になってしまった。
「今から花火だよっ!」
晩ごはんはとても豪華だった。
久しぶりに食べたお刺身は、身がプリプリで噛んでいるとどんどん旨味が染み出してきて…
「十波聞いてる?」
「あーごめんごめん。花火楽しみだよ!」
花より団子。昔の人はよく言ったものだ。
「多分紅真たちが先にバケツとかライターとか準備してくれてると思うから、あたしたちは花火を持っていきます」
七ちゃんが手に持っているのは超大型花火セット。
「こんだけあったら少しの間は楽しめるでしょ」
サンダルを履き、扉を開けると満天の星空が目に飛び込んできた。



