クーデレ君と微妙な関係

「明後日の本番が楽しみだね」


あとりちゃんが口元に笑みを浮かべる。


「オレはいやだけどな…」


「結構いい感じに仕上がってるよ、新ちゃん」


抱きしめられていたのはほんの一瞬。


未だにちょっとだけ恥ずかしいけど、大丈夫。


「頑張ろっか!」


明日は前日準備で最後一回のリハーサルしかできない。


「頑張ろうね、新ちゃん」


にひひと笑うと、キモいからその笑い方やめろとそっぽを向かれた。


「もー、素直じゃないんだから」