クーデレ君と微妙な関係

「……」


何で知ってる。


私は誰にも言ってないのに、新ちゃんが…言った?


いや、あの新ちゃんに限ってそんなことはない。


「あれ、もしかして図星だったりする?」


さっきまでの笑顔は、挑発めいたそれに早変わりしていた。


「したか、してないかの2択じゃん。それとも、答えられないの?」


壁に追い詰められた。綺麗な顔に近寄られるとものすごい威圧感を感じる。


「し…」


したよ、そう言いたかった。



「おい、ストップ」



左腕をギュッと引っ張られ、よく知った香りが鼻孔をくすぐった。