クーデレ君と微妙な関係

だめなのに。


早く、この気持ちをどこかへやらないとだめなのに。


思えば思うほど、難しくなっていく。


「頑張れ。私はそれしか言えないけど」


小骨のように、飲み込んだ感情が引っかかる。


「おう」


フッと顔を上げると、目の前に私の家。


下を向いていたから気づかなかったんだ。


「じゃあね、送ってくれてありがと」


にっと無理矢理口角を上げ、笑っておく。


「なんでそんな笑顔なんだよ」


理由は、君といられたから。


それじゃ、だめかな?