クーデレ君と微妙な関係

「あのさ、今から役変えてもらうことってできると思う?」


いきなりで驚いた。


ぎゅっと繋いでいる手に力がこもる。


「私はいいと思うよ。今のままで」


良くなんかないのに。


「そっか」


新ちゃんの顔が見たくて横を向いてみたけど、暗くて何も見えなかった。


「頑張ってよね、主役なんだからさ。あとりちゃんと主役やりたかった人もいるんだし」


「オレはお前とやりたかったんだけど」


「あはは。しょうがないね」


何で、そんなこと言うのさ。