クーデレ君と微妙な関係

【新也side】


もうそろそろ、箍が外れてもおかしくはないと思ってた。


でも…


「何も、あんなとこで外れなくても」


授業中に頭の中を駆け巡るのは、さっきの出来事だけだ。


ギリギリ周囲に聞こえない程度の声で小さく呟くと、一気に顔に熱が籠ってきた。


そのまま机に突っ伏す。


(余計な事したな……)


あんなことしたら、いくら鈍感なアイツでも気づいてしまうだろう。