クーデレ君と微妙な関係

──ドクン、ドクン。


「うっるさいな…」


周りじゃない、自分がうるさい。


授業に戻って、数字の羅列を眺めてもこの心臓は黙ってくれなかった。


シャープペンシルの芯がカツカツと紙の上をなぞっていく。


「だめだ、集中できない…」


ひとりごちてみても、やっぱり鳴り響く心臓。


「どうしよっかなぁ」


新ちゃんの方を見てみると、相変わらず澄ました顔をしていた。