それから、ずっと歩き続け(私は走り続けたけれど)、やっと人目に付かない所までやってきた。 「はぁぁ…疲れた」 「十波、体力なさすぎ」 現役サッカー部と一緒にしないでもらいたいけど。 「そんな事は置いておいて、何か新ちゃん悪いことでもした?」 「は?何いきなり」 「あとりちゃんだよ!」 さっきまで私たちは何から逃げていたのか。 「あぁ…そんなもん知らねぇよ」