クーデレ君と微妙な関係

「ちょ、新ちゃん!」


私と新ちゃんでは、もちろん足の長さが違うわけで。


新ちゃんはゆっくりのつもりでも、私にとってはものすごく速く感じられる。


「うるせぇ。ちょっと黙ってろ」


後ろを見てみると、下駄箱のところにまだあとりちゃんが立っている。


「うわ…怖い」


ずっと微笑み続けている。整った顔のせいで余計怖く見える。