⑦オオカミさんと。溺れる愛の行く先に【番外編も完結】

「またぁ…オマエ、どうせヤれなくなるとか下らない事を…」

「イヤそれがな、出来てもデキるんだコレが。ホラ」

某有名育児雑誌の24ページを開いて、熊野に見せる。

「すっげえ…世の中間違ってる……発禁本じゃないのか⁉コレ」

「ちょっと!燈子のバイブルをヘンな目で見ないで下さいよ」

バッと燈子が雑誌を奪った。

「あとな、ガキが出来たら……バストが2サイズもアップするらしいぞ」
「DならF⁉、犯罪だな、それ」

熊野はゴクリと生唾を飲む。

「なんでテメエがサイズ知ってるんだ、コラ」
「あの~、本人を目の前にヤメテもらえません?そろそろ」