幸せになりたい





あれから私は学校に到着してすぐ、図書室で時間を潰して教室に向かった。

ガラガラ

私が扉を開いた瞬間みんながこっちを見て何もなかったようにまた話し始めた。

ただ三人を除いて...

「まじキモいんだけど。ホントに死んでくれない?すっごい目障りなのあんた。ねぇ?」

「マジキモいんだよね。あんたこんな不良学校通って学年一位の成績とってあたしたちをバカにしてる訳?そう言うところがうぜーんだよ。」

そんなのお父さんがお金ここぐらいしか出してくれないからなのに。人の都合考えてから喋ってくんないかな?そっちのほうがウザいんですけど。

「そこをどいて。あんたたちに会いに来たわけでもあんたたちに罵倒される為に来たわけでもない。将来一人で生きていくためにここに来てる。なにも分からないクセに喋りかけてくんな。弱虫め。」

私が言い返すと三人は赤い顔をして怒鳴ってきた。

私は三人の馬鹿を無視して自分の席に着いた。

それからしばらくして教室に担任が入ってきた。

担任は私が暴言を吐かれているのを知っているくせに見逃している。

私に暴言を言ってくる奴らの中にPTA会長の娘がいるからだ。

この学校が私立だからだろう。

「お前ら座れー。今日は転校生を紹介する。緋向の幹部で、因みに俺らの代から三代ほど下だ。お前ら入っていいぞ。」

「「「はい(うーっす)」」」