それから、何事もなく9日が過ぎ、襲撃まであと1時間になった。
私は組の人間を集めて今日の手順を確認し、それぞれに武器を持って兼城組に向かった。
「裕也、行ってきます。」
私は裕也にそういうと裕也は私を抱き寄せキスをした。
「いってらっしゃい。くれぐれも気をつけろよ。」
裕也は心配そうにそう言い、私をはなした。
「うん。裕也は心配性だな。」
私は笑いながら言い、ヒデとヤスの待つ車に乗った。
「待たせてごめんね。手順通り、車で兼城組の門扉を突き破って。」
私はそう言って持っていた銃の弾を確認し、二丁のピストルを懐にしまった。
「ヒデも運転手だけど参戦してね。」
私はヒデに伝え、ヤスと兼城組組長と若頭の処分をどうするか話し合った。
「やっぱり犯罪に手を染めてるから警察だよね。」
私はそう言って警察に電話した。
「もしもし。こちら○○警察署です。」
電話に出たのは明日斗さんだった。
「もしもし、金代組です。約2時間後ぐらいに兼城組に来てください。」
「つぼみか。仕事だから今回は仕方なく行ってやる。これ以上お前とは関わりたくない。」
明日斗さんは冷たい声でそう言い、電話を切った。

