幸せになりたい






ファーストキスだったのに濃厚なキスだから耐え切れなくなって腰を抜かしてしまった。

裕也はすかさず私を抱きとめ、キスをやめた。

「もしかして、キスもあれも初めてか?」

「うん//」

私が照れながら答えると裕也は嬉しそうに言った。

「やった。好きな人の初めてをもらえるのはすごくうれしいな!」

そう言って裕也は触れるだけのキスをした。

私は恥ずかしいと同時に初めての相手が裕也でよかったと思った。

「じゃあ、帰るか。」

裕也は私の手を取り、社長室を出た。

会社内でも裕也は手をつないだままだったので女子社員達が驚いた顔をしていた。

「裕也さんって社長のフィアンセだったの!?」

女子社員はこそこそとそんなことを言っていた。

「みんな聞いてくれ!俺たちは付き合っている!俺たちの邪魔をする奴はどうなるかわからないぞ!」

裕也はそう言って車まで手をつないだまま歩いて行った。