あっという間に家の前に着いてしまった。
お願いだから私が行ってた間に女の人とヤってて!
あの人が女の人と一緒にいるときは殴られないから。
そう願いながら私は家に入った。
玄関にある靴を見て安心した。
見知らぬ靴が女物だったから。
でも部屋が隣だから喘ぎ声が聞こえてしまう。
でも殴られないから良いかな。
とにかくお父さんたちの情事が終わる前に着替えて学校に行かないと。
部屋に戻って急いで着替えたあと、お父さんの部屋の前を通ろうとしたときにドアが開いた。
いつもなら話しかけてこなかったお父さんが話しかけてきた。
「今から学校か?」
「はい。」
「酒は買ってきたのか?」
そこで私の体は震え始めた。
「いいえ。年齢でダメでした。すいませんでした。」
「まあいい。今日のところは許してやる。それより彼女の紹介だ。
この人は新しくお前の母親になる立花香織 タチバナカオリだ。
これからのこと頼んだぞ。香織。」
「はい。よろしくね、香織よ。あなたはつぼみさんね?私のことは香織さんでもお母さんでも母さんでも好きなように呼んでね?」
香織さんはとてもいい人そうだった。

