幸せになりたい





そんなことを考えている間にコンビニに着いた。

「いらっしゃいませ~」

店員の呑気な声が聞こえてきた。

お酒を買わないと。

いつもの缶ビールでいいだろう。

さっさと買って学校へ行く準備をしないと。

今日の段取りを考えながら私はレジへ向かった。

「お客様何歳でこざいましょうか?
お酒は二十歳になってからでないと買えませんが。」

そんなこと私が一番分かってる。

それでも私は嘘を付く。

「二十歳です」

こいつは通用するかな?

「では身分証明証を見せてください。」

無理だった。

学校に行く前にまた痣が増えてしまう。

でも一応探すふりをして無かったことにする。

「すみません。家に置いてきてしまいました。」

「そうですか。ではまたのご利用を。」

やっぱりか。

じゃあさっさとお酒を返して帰ろう。

「ありがとうございました~」

もういいや。諦めて帰ろう。