幸せになりたい






楓も周りとは違う表情をしてたそいつらを見つけたのか歩いて行った。

「お前たちがやったのか?」

そいつらはビクッと肩を揺らし、楓の顔を見た。

「ち、違います!」

「なら、どうして震えている?」

「か、楓様がいつもと違う雰囲気でいらっしゃるので怖くて。」

「ふっ、俺にそんな嘘が通用すると思ったか?」

楓はそういうと、その女達の髪を掴み廊下に引きずり出していった。

「ほら、早くつぼみに謝れよ。それからつぼみの椅子と机を拾ってこい。」

楓は女たちの髪を離してそう言った。

「わ、わかりました!つぼみさん、すいませんでした!」

女たちは涙を流して私の机と椅子を拾いに行った。

「みんなっごめんね!見苦しいとこ見せちった!でもつぼみに手を出す奴がいたら容赦しないから。それだけは覚えておいてね」

楓はクラス全員に聞こえるように大きな声で言って自分の机に戻っていった。

それからは少し緊迫した雰囲気のまま授業は始まった。

私は机が戻ってきてから突っ伏して眠った。