海人side

新しく妹みたいな関係になったつぼみって言う子を飯の時間に下から呼んだが返事がない。

それにまだおりてこねぇ。

とりあえず部屋に呼びに行くことにした。

寝てるかもしんねぇしな。

「つぼみ?飯の時間だぞ。」

「...。」

向こうからは全く返事がない。

寝てんのかな?

「入るぞ。」

そう言って俺はつぼみの部屋に入った。

「つぼみ?寝てるのか?」

そう言って俺はつぼみのベッドの上を見た。

「つぼ...み?おい!!どうしたんだ!?しっかりしろ!!目を覚ませ!!」

俺はそう言ってつぼみの肩を揺らした。

「くそっ、起きねぇ。叔母さん!!救急車を呼んでくれ!!」

俺は下に大声で叫んだが、叔母さんは洗い物をしていたから聞こえていないようだ。

「くそっ。今はケータイ下にあるんだ。」

俺はつぼみに待ってろよと言い、下におりていった。

「海人くん。つぼみちゃん起きた?」

「つぼみが腹から血を流して気を失ってる。」

俺がそう言うと叔母さんは驚いた顔をしてつぼみの部屋に上がっていった。