幸せになりたい






その族は麻薬、人身売買など法に触れていることをやっている。

警察はその族の後ろに兼城組が付いているから迂闊に手は出せないようだ。
だからこそ私がやるんだけど。

倉庫のシャッターの隣にあるドアに手をかけ、中に入った。

「失礼しまーす。誰かいませんかぁ?」

私は倉庫の中央付近まで歩きそう言った。

「なんだぁー?誰だてめぇ。」

下っ端らしき人が奥から出てきて焦点の定まらない瞳でそう言った。

「どーも。黒羽_クロハ_でーす。」

そう言うとそいつから一気に殺気が出された。

「何しに来たんだ?族潰しの黒羽。」

そう上から声が聞こえ、そちらを向くと総長らしき人が私を見下ろしていた。

「あなた達をぉー潰しに来ましたぁー。」

私はそう言って、一番最初に話しかけてきたやつを殴った。

「ぐはっ!!」

男はそう言って倒れた。

すごく弱い。

「ほらぁー他にもいっぱいいるんでしょー?出てきなよぉ。」

私は笑いながらそう言った。
すると奥から沢山人が出てきた。全員薬をやっているようだ。

そいつらは私を見つけると、一斉に向かってきた。

私はそいつらを倒し、階段の上にいる総長のところまで行った。

「くっ来るな!来るんじゃねえ!!」

総長はそう言って私に銃口を向けて引き金を引こうとしたが、私の方が動きが数段速かった。

総長が倒れる際に一発だけ撃った弾が私のお腹に当たり血が出た。

私はそのまま倉庫を出ると携帯を取り出し、お母さんの兄で警視庁で働いている明日斗さんに連絡した。

ワンコールで明日斗さんは出た。

「もしもし、凶の始末はお願いします。全員確実に気絶させました。では。」

私は報告だけしてすぐに電話を切った。