「さて、お昼ご飯と夜ご飯作っちゃお〜」

さすがにお昼はクレープだけはキツイので、夜ご飯も兼用で作る。


この生活にも慣れたので家事は得意中の得意。


すべて1人でこなしているのでほぼ一人暮らし状態。笑

割と楽しいけど、たまーに寂しくもなる。

(でも、あの2人には仕事を続けて欲しいな。)



―――


翌朝。低血圧なあたしは朝が苦手だが、お弁当の為に起きなければいけない。


「今日は何にしようかな〜」


と、お弁当を作り、着替えて準備をしていると、もう家を出る時間。



急いで支度をし、家を出る。


いつも通り登校すると、

「ほの〜!おはよ!」

と、朝練終わりの奈々子と話す。


すると、、


「2人とも!」

と、声をかけられた。


振り返るとイケメンさんがいた。

「たしか、上田さんと岩崎さんだよね?今日の放課後、駅前のカラオケで親睦会やるんだけど、2人も来れる?」

「あたしは明後日まで放課後の部活ないからいけるよ〜!ほのは?」

「あ、あたしも行ける!」


「了解!じゃあ名前書いとくね!」

と、イケメンさんは去っていってしまった。

「ねぇ、奈々子!今のイケメンさん、誰?」

「え!?ほの知らないの?安田 優太君だよ!1年生の時からイケメンで噂の。」

「え〜!そんな人いたんだ!!知らなかった……」


「まぁ、ほのはイケメンに興味ないもんね笑 安田君はね、バスケ部で、イケメンで性格も良くてすごいモテ男なんだよ!クラスでも人気者!」


「へぇ〜そうだったんだ…」

と、関心していると、、


「そんでもって、アイツは女たらし〜」

と、声がした。

「修司!!」

「アイツはバスケ部で一緒で仲いいけど来るもの拒まず王子って呼ばれてんぞ〜。ま、優しいのは事実だけどな!」

「ふーん……あ、修司は今日の親睦会来るの?」

「あー、俺は今日行けないのよ〜ん。」


「え!修司でも暇な日とかあるんだ!」

「ちょっと岩ちゃんひどくないっすか〜」

と3人で笑っていると、チャイムがなったので、席に着く。



今日は4時間+お弁当なので割と早く終わるのだ。


授業が終わると来れない人以外はカラオケへ直行!