えー…ほんとにどうしたんだ愛斗くん。 「愛斗くん?まーなとくん…愛斗く…わわっ」 …びっくりした、突然抱きついてくるから。 「やっぱり…名前呼びやめよう」 「え、なんで?呼びやすいよ?」 すると愛斗くんは私から離れてこう言った。 「ダメ…心臓に悪すぎる。このままだと俺が恥ずかしくて死んでしまう…」 愛斗くんは続けてこう言った。 「俺さ、もうすぐ死ぬんだ」 「え…?」 「だからこんなに心臓に悪いことしてたら余計に寿命が縮まる」