「そういえば、ルリは大翔を好きだったんでしょ?」

ブッー
私がルリに聞くと、ルリは飲んでいたコーヒーを吐き出した。

「うわっ!ルリ大丈夫?」

「ケホッ大丈夫じゃないわよっ‼︎いきなり何⁈」

ルリは顔を赤くして、焦っていた

「ルリごめんね。実は私、ルリが大翔を好きなこと薄々気づいてたの。大翔はね、私の初恋だったの。」

「はっ?」

ルリは驚いたように私の顔を見た