いつかこの恋を笑顔で話せるその日まで。

恋愛(ピュア)

鳳 メイ/著
いつかこの恋を笑顔で話せるその日まで。
作品番号
1318234
最終更新
2016/04/02
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
《第一章》

いつかこの恋を話せる日がくるのかなぁ…


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初めまして。
私は主人公の心の中にいる妖精
「flower」です。
このお話は、私が中にいる華ちゃんの
あるひとつの恋を描いたお話です。
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中学2年の秋。
部活のシーズンも終わりここ最近は練習会や講習会などばかり。

陸上部に所属している「華(はな)」はこの秋、選抜選手に選ばれた。
…しかし、華はその事に関して何も感じなかった。

嫌とも、嬉しいとも…。



陸上部には、最近バスケ部から編入してきた「駿(しゅん)」という子がいた。
彼は、勉強が目立って出来るわけでもなく、スポーツ万能って訳でもなかったが
、男女関係なく優しかったのでとても人気者だった。


華と駿は、1年生の時に数回話しただけでちゃんと話した事はなかった。
そんな華と駿にはひとつ、共通点があった。
それは、小学校のバスケットボールクラブが一緒だったのだ。
だが、駿が入ったのは華が辞めてからの事だったので、2人が顔を会わす事はなかった。

そんな駿に、華は珍しく興味を持っていた。



ある日の練習会。
今日は、他県の選手達との練習会だった。

練習会が終わり、他県の選手達を送り出している時の事だった。
選手が乗っているバスを追いかけながら送り出していた時、足下にあった石につまづいて倒れそうになった華を駿がとっさに受け止めてくれたのだ。

華は、小学校2年生の時のある事がきっかけで、恋をするのが怖くなってしまっていた。

そんな華にこの時少し変化があった。






華は駿に恋をしてしまったのだ。


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