朝。
ピピッ ピピッ… ピピピピ…
「んー…」

「やばっ!」飛び起きた。なぜなら…

「おかあさーん!」

「やっと起きたのー?ご飯食べなさいー」

「待ってー」

私、中城優愛は今日から大学一年生になる。

「あー!ちょっとそれ私の!」

「今日だけ貸して!おねーちゃん!」

「ちょっと!」
妹の乃愛は、高校二年生。まだ春休み中らしく
私の服を着て出掛けようとしてる。

「優しいおねーちゃん、ありがと!」

「もう…しょうがないんだから」

こうして今日も賑やかな朝になる。
新しく始まる学生ライフに期待を持ちながら。

「優愛、乃愛ー ご飯食べなさいよー」

「はーい!」