私たちはゆっくりと歩きだした。 暗い部屋にモニター。 俺は侵入者たちを見ていた。 「カドネ、これどうする」 「まあまあ、もう少し様子を見ようじゃないか」 にやりと笑うカドネ。 「せっかくお前に助けられたのにな。またこうして戻ってきてくれるとは」 「どういうことだ」 俺は誰も助けた覚えはない。 「いや、こっちの話だ。・・・それにしても人数が多いな。時間稼ぎと体力消費が目的のバリアも、あんまり意味がない」 「充分意味があるんじゃないのか?あんなに人質がとれるぞ」