「美穂!」

「杏奈!」

「「世界中の人が幸せになれるためにだってよ!?」」

「どーする?」

「私たちは決まってるじゃない!」

「ふふ♪そうね!」

「じゃあ、またね!」

「じゃあね!美穂!」

「うん!」


ー50分後ー

「ストーーープっそれでは、有川さん、西川さん、新田さん、霧谷さん、佐倉さんの順番で行きましょう!」

「「「「「はい!」」」」」

「まずは有川さん!どうぞ!」

「はい!1年1組の有川風華です!
私が世界中に幸せがもたらされるためには、お金が必要だと思います。
お金があったら何でもできると思ったからです。ご静聴ありがとうございます!
私に一票入れてくださぁ〜い♡」

「有川さん!ありがとうございました!
次は、西川さんです!どーぞ!」

杏奈はすーっと息を吸うと、話し出した。

「1年4組の西川杏奈です。
I have a dream.この一文をみなさんは1度は耳にしたことがあると思います。
私には夢があります。直訳するとこうなります。
私はこの文をこの世界には夢で溢れている。と解釈しました。
この世界。あまり戦争は起きません。
夢を持つことは個々の自由です。
私は夢がある限り、その夢を追うことに夢中になり、自然と笑顔になって、幸せの種がまかれると思いました。
ご静聴ありがとうございました!
ご投票、よろしくお願いします!」

「以上!西川さんでした!次は、新田さんです!」