好奇心のかたまりが文を襲う。









練習の後、床に寝そべる文に近づく





「文さんは公私混同しないんですか?」




「ん?どういう意味?」




「仕事場に彼女がいる、というか。」




「え。まぁ多少はする、かな。」




「ですよね。いやー、文さんがどんな風に彼女と戯れてんのか気になります」




「…。」





「え。あ、文さんはもしかしてまだ、、」





「…。」





「いつかひなちゃんが爆発するまえに満足させないと」




「…うーん。正直もっと公私混同しちゃいそうで怖いんだよ」



「大丈夫ですよ。練習のときはいつもひなちゃんは、ぶっつぶすつもりで文さんに向かってますから」




「あ、それは感じる。 うん、怖い」





「まあ、ひなちゃんと文さんのペースで頑張ってください。俺は応援してます!」




「おー。 お疲れ。」





「またきまーす」








【文の葛藤。】