文さんはなぜか子供たちに好かれてはいろんな質問をされている。






「ねぇ、ピアスってどうやってするの?」



「ん、と、耳に穴開けるんだよ。こうやって」



「えー、痛いねー! 」





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練習の合間に聞いてみる。



「子供苦手なんですか?」


「いや。でもいきなりすごい角度からの質問くるから怖い。」



「あー、確かに!なんで結婚したら子供できるのーとか!答えづらいですよねー」



「…うん。」




「なんですか。顔赤いですよ?照れてるんですか」



「…照れてない。」


文さんは首を横にふる


「文さんだったらこの質問には何て答えます?」




「…神様が与えてくれるんだよ。って」






なんというピュア発言。






「…可愛い、、。」





「いや、授かり物って言うし、さ。」



「そうですね。その答えがいいですよ」






ちょっと不服そうにこっちをチラッとみる文さん。


「…狭山さんは何て答えるの」







「うーん。2人が愛し合うからだよ?とかですかね」







「……。なんか、それは良くない気がする」






「えー、ちょっとリアリティありすぎますかね」






「うん。なんかやだ」






「やだ、って。文さんピュアすぎますよ」




「別にピュアじゃないよ」





「ピュアですよ。私が文さんの手握ったらビクッてしてましたもん。顔赤くして」





「そ、それは…狭山さんが怖くて」






「はぁ?なんなんですか文さん。文さんの方がよっぽど愛想ないし怖いですよ」





「…そんな言わなくても。」





「もう文さんとは口きかないデス。さようなら」





「ちょ、、えー…」







「(文さんの困り顔が面白い。)」



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