「翔平......」 愛しいキミの名前を呼ぶ。 教室から窓の外を眺めれば、幸せそうに笑いながら歩くキミと彼女の姿。 それだけで痛くて張り裂けそうな胸だけど、キミと私の関係はひどく曖昧だから。 きっと、キミを見つめていられるだけで、幸せなんだ─...。 ~end~