少し遅いかな、と小走りでいつも待ち合わせしている公園まで急いだ。 「おー!結ちゃんおはよー!」 この元気な声は、 小学生の頃からの付き合いの小沢梨花だ。 「梨花ちゃんおはよう! ごめん、待った?」 「ううん、今来たとこだよ!」 そっか、と私は息を整える。 小さい頃から訪れていた公園。 ここに来ると懐かしさを感じる。 ここに誰かと来た気がする。 しかしその誰かはわからない。