12月25日


少し遅いかな、と小走りでいつも待ち合わせしている公園まで急いだ。

「おー!結ちゃんおはよー!」

この元気な声は、
小学生の頃からの付き合いの小沢梨花だ。

「梨花ちゃんおはよう!
 ごめん、待った?」

「ううん、今来たとこだよ!」

そっか、と私は息を整える。

小さい頃から訪れていた公園。

ここに来ると懐かしさを感じる。

ここに誰かと来た気がする。

しかしその誰かはわからない。