「ごちそうさまでした」 時計を見ると、8時丁度。 学校に行く時間だ。 「お母さん片付けよろしくね! たっくん行くよー」 髪の毛をくしでとかしながら、靴を履く。 たっくんの声が洗面所から聞こえる。 「先行っててー」 そう聞いて、私は外に出る。 「行ってきまーす」