「あはは、むかつくー。じゃ!仲直りね!」
〝じゃあ〟の使い方がおかしいけど、そんなことも気にならないくらいに、ひかりが大好きだって思うし、ひかりと友達で良かったって思う。
「ちゃんと日野くんにも気持ち伝えるんだよ?日野くん可哀想じゃん」
「いいの……?」
眉を垂れ下げて尋ねる私の肩を、ひかりは一切の遠慮もなく本気で叩く。
「だから!その遠慮が腹立つの!」
ひかりはまた私を本気で叱った。
こんな友達、なかなか持てないよ。
「……分かった。ちゃんと、言う」
「うん。私は日野くんに良い男紹介してもらう約束取り付けてるから、大丈夫」
男らしいなあ、と、笑っていると、ひかりも笑い出した。
ひかり。お互い頑張ろう。
もう私、良い子ちゃんぶるのも遠慮もやめる。

