過去へ舞う姫

「入るよ」と栄太郎が前を向いた瞬間幸奈は栄太郎の手を振り払い逃げる



栄太郎「待ってっっ」



幸奈「ごめんっけどあなた達とは関わりたくないのっ!じゃあね~~」



颯爽と駆ける幸奈だったが



ドンっ



幸奈「っあぁ…何っぶつかってきてるの!」



「……お前こそ俺にぶつかっ「あっ晋作!その子捕まえて!!!」っうるせぇな何なんだよっ!」



栄太郎「だからその子捕まえてって言ってんの!」



幸奈「……晋作?あぁ~!!高杉晋作」



高杉「っっっなんで俺の名前っ!!!」



栄太郎「もうっ晋作さっきからなんで捕まえてくれないのさっ」



高杉「いや~もうお前が捕まえてるからよくね?

それよりなんで俺の名前をこの女が知ってるんだ?

お前が教えたのか?」



栄太郎「違うよ、そんな事より早く宿に行くよ」



幸奈「うぅぅ~嫌だぁ~!」



結局宿の中に連れていかれた幸奈だった