総司「そういえば翔が来てからしてなかったね」
土方「そうだな、昨日の警護で金も貰ったし久々に出来るな」
幸奈「どこでするの?」
平助「宴は角屋だな!」
幸奈「角屋!行ってみたい!」
土方「近藤さんに言っとく、日にちが決まったら教えるから楽しみにしとけ」
幸奈「うん!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とある日……
幸奈は八木邸へ向かっていた
理由は芹沢さんと話すため
毎日稽古の時芹沢さんに会うのだけれど、周りに平兵士もいるため中々話が出来なかった
幸奈「芹沢さん」
芹沢「翔か、入れ」
今日はまだお梅さんは来てない
幸奈「失礼します」
芹沢さんの前に座る幸奈
緊張が走る
芹沢「翔の言ったとおり壬生浪士組は新撰組となったな」
幸奈「はい...」
芹沢「フンッ 儂が死ぬのが怖いのか」
幸奈「……はい、私は死んでほしくありません」
芹沢「儂はもう長くない...全て知っているのだろう?」
幸奈「はい.....」
芹沢「儂の願いを叶えてはくれぬか」
幸奈「……どうして自ら命を」
芹沢「前と同じ台詞だな、答えは同じだ」
幸奈「そうですか」
芹沢「翔、恐れるな
儂を殺せ」
幸奈「…….......」
沈黙が流れる
スッ
梅「あらら、どないしたん?」
幸奈「お梅さん...」
芹沢「話していた」
梅「さいですか」
そう言って芹沢さんの横に座る
梅「翔、芹沢はんには勝てへんよ~
諦めぇな~」
芹沢「聞いていたのか」
梅「うちだけおいてけぼりはいややからな~」
幸奈「そうだったんですか...」
まさか聞かれていたとは
梅「うちも殺されるんなら翔に殺されたいわ~
頼むでぇ~」
幸奈「そんなっっ」
芹沢「梅は翔と共にいろ」
梅「うちは芹沢はんとやなきゃいやや」
芹沢「……そうか」
梅「うちらの願いや、翔頼んますえ」
2人とも真剣だ
芹沢さんとお梅さんの最初で最後の願い……
だったら私の出来る事は……...……
結局あやふやなまま話は終わった
土方「そうだな、昨日の警護で金も貰ったし久々に出来るな」
幸奈「どこでするの?」
平助「宴は角屋だな!」
幸奈「角屋!行ってみたい!」
土方「近藤さんに言っとく、日にちが決まったら教えるから楽しみにしとけ」
幸奈「うん!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とある日……
幸奈は八木邸へ向かっていた
理由は芹沢さんと話すため
毎日稽古の時芹沢さんに会うのだけれど、周りに平兵士もいるため中々話が出来なかった
幸奈「芹沢さん」
芹沢「翔か、入れ」
今日はまだお梅さんは来てない
幸奈「失礼します」
芹沢さんの前に座る幸奈
緊張が走る
芹沢「翔の言ったとおり壬生浪士組は新撰組となったな」
幸奈「はい...」
芹沢「フンッ 儂が死ぬのが怖いのか」
幸奈「……はい、私は死んでほしくありません」
芹沢「儂はもう長くない...全て知っているのだろう?」
幸奈「はい.....」
芹沢「儂の願いを叶えてはくれぬか」
幸奈「……どうして自ら命を」
芹沢「前と同じ台詞だな、答えは同じだ」
幸奈「そうですか」
芹沢「翔、恐れるな
儂を殺せ」
幸奈「…….......」
沈黙が流れる
スッ
梅「あらら、どないしたん?」
幸奈「お梅さん...」
芹沢「話していた」
梅「さいですか」
そう言って芹沢さんの横に座る
梅「翔、芹沢はんには勝てへんよ~
諦めぇな~」
芹沢「聞いていたのか」
梅「うちだけおいてけぼりはいややからな~」
幸奈「そうだったんですか...」
まさか聞かれていたとは
梅「うちも殺されるんなら翔に殺されたいわ~
頼むでぇ~」
幸奈「そんなっっ」
芹沢「梅は翔と共にいろ」
梅「うちは芹沢はんとやなきゃいやや」
芹沢「……そうか」
梅「うちらの願いや、翔頼んますえ」
2人とも真剣だ
芹沢さんとお梅さんの最初で最後の願い……
だったら私の出来る事は……...……
結局あやふやなまま話は終わった

