巡察も慣れてきた今日このごろ



今日は8月12日...


大和屋焼き討ち事件の日だ


何としてでも阻止しなければ……



手な訳で今いるのは八木邸、


芹沢さんとお梅さんとtalkなう




芹沢「儂は出る」



梅「あら、行ってまうん」



やばいっっ阻止しなければっっっ!



幸奈「せっ芹沢さん!けっ稽古して下さいませんか?」



芹沢「翔から言い出すのは珍しいな」



幸奈「アハハ」



芹沢「だが儂は用があってな、行かなければならん」



幸奈「でしたらっ御一緒させてくれませんか?」



芹沢「ハッハッハッ 今日は梅と遊んでおけ、ほれ」




と渡されたのはお金


そして多い



幸奈「いやいやいや、こんなに!?」ブンブンッ



梅「なんや翔はん、うちと出掛けるのが嫌なん?」




お、お梅さんが怖い……




幸奈「いや、そういう訳じゃないんですっっ!」



芹沢「では、出掛けてくる」



幸奈「せっ芹沢さん!」



芹沢「何だ」



幸奈「あっあの~えっと~...」




言うことが思いつかず戸惑っていると




芹沢「翔」



幸奈「はいっ」





芹沢「礼を言う」



幸奈「えっ...」




芹沢さんが私に……もしかしてっっ




幸奈「芹沢さんっっ…どうして……」



芹沢「組の為だ、梅を頼む」



そう言うと出かけてしまった




幸奈「組の為……...」




芹沢さんは自分を犠牲にするつもりなの……?




梅「翔はん?」



幸奈「っお梅さん...……


あっそうだ!折角芹沢さんからお金頂いたんだから町に出掛けません?甘味食べましょうよ~」



梅「...そうやな~、行きましょか~」



幸奈「はいっ」