過去へ舞う姫

幸奈「もう行かなきゃ」



袴に着替える幸奈



栄太郎「もう行くんだね、早いな」


晋作「マスクありがとよ」


玄瑞「元気にやれよ」


幸奈「うん!今日はありがとう、楽しかった」ニコッ



幸奈「またね!」



晋作「おうっ」


玄瑞「あぁ」


栄太郎「またね」ニコッ



幸奈は1人来た道を戻る



栄太郎「幸奈……」



寂しく幸奈を見届ける栄太郎だった






屯所に帰る道中……



今日は楽しかった、3人とも元気そうで良かったし

クスッ 久々に幸奈って言われたな~


懐かしい……


これから頑張らなくちゃ!みんなの為に!





屯所に戻り部屋に向かう



スパンッ


幸奈「ただいま」


土方「っ翔か...おかえり」


幸奈「何?どうかしたの?」


土方「いや何でもねぇ」


幸奈「そう」




怪しい……




幸奈「そうだ土方、芹沢さんの事について話したいんだけど」



土方「っっ何かあるのか?」




これは芹沢さん絡みで何かあったな...




幸奈「ねぇその話の前に今日芹沢さん関係で何かあったの?」



土方「...まぁな」



幸奈「やっぱり、何があったの?」



土方「芹沢さんが昼間っから酒を呑んでたんだが、気分が良くなったんだろうな


町に出たそうだ


そしたら不逞浪士とぶつかったらしく喧嘩しだしたんだと


巡察してた奴らがそれを見つけて何とかその場は収まったんだが...


はぁ~~、こっちは他の仕事で手一杯だってのによ


仕事が増える一方だ」



幸奈「それはお疲れ様...」





私がいない間にそんなことがあったとは




幸奈「私の話も芹沢さんに関する事なんだけど...

芹沢さんは9月に暗殺される」



土方「.....っっ暗殺!」



幸奈「私はその暗殺を防ぎたい!だから土方、協力して欲しい...」



土方「誰に殺されるんだ?」



幸奈「...それはまだ言えない」



土方「言えないって!それじゃ防げるものも防げないだろうがっっ!」



幸奈「ごめん...でも他の事ならっ」



土方「...何だ」



幸奈「芹沢さんが暗殺される決定的な出来事は大和屋焼き討ち事件」



土方「大和屋が芹沢さんとどう関係があるんだ?」