過去へ舞う姫

幸奈「翔です。さっきの返事をしに来ました」


近藤「入ってくれ」



スッ

幸奈「失礼します」




中に入ると近藤さんだけではなく、土方と山南さんもいた




幸奈「私、隊士になります!」


近藤「そうか!それは良かった」ニカッ


幸奈「それでちょっとお話が……」


近藤「ん?何だ、」


幸奈「その~~~~~~~




お給金が欲しいです…………」


近藤「……っっすまない!宮野君に渡していなかったとは!!!すぐに用意をしよう」


土方「忘れてた……」



山南「すみません、無償で働かせていたとは……、これといっては何ですが刀を買うお金も一緒に渡した方が良いのでは?」


近藤「あぁ、そうだな!」


土方「非番の幹部にでも連れていってもらえ」


幸奈「分かりました、ありがとうございます!」



山南「配属はどちらにしますか?」


土方「一番隊でいいんじゃねぇか?もしもの時の為にも」


山南「そうですね」


土方「じゃあ翔は一番隊だ、後で総司に言っておけ」


幸奈「はい!」


近藤「宮野君、これからよろしく頼むな!少ないかもしれないが給金だ、こっちは刀代」




いつの間にっっ!



幸奈「ありがとうございますっ!ちなみに今日の非番は誰ですか?」


山南「沖田君と斎藤君ですね」


幸奈「分かりました、ありがとうございます!」


山南「いえ、わからないことがあったらいつでも聞きに来なさい」


幸奈「はいっ」



幸奈「それでは失礼します」


土方「刀の手入れの仕方は総司か斎藤に聞いとけよ」


幸奈「はい」