過去へ舞う姫

数日がたち……


大阪のメンバーが戻ってきた




幸奈「皆~おかえりぃ~~~~」


総司「ただいま翔、お土産買ってきたよ」




と総司からお土産を渡される




幸奈「わぁー!ありがとう」ニコッ


新八「翔!俺からもあるぞ~」


左之「俺もだ」


一「俺も」




と新八、左之、一が次々に渡してくる




幸奈「ありがとうっっ!」


新八「おうよっ」


芹沢「翔儂からも土産だ、こい」


幸奈「芹沢さん!」


芹沢「ほれ」



と渡されたのは




幸奈「…懐刀」


芹沢「御守りだ」


幸奈「有難うございますっ!!」





芹沢さんに礼を言い頭を下げる


芹沢さんは満足そうに八木邸へ向かった




皆部屋に行き近藤さんが帰ってきたため土方が戻ってきた


今は近藤さんと話していて結局はいないのだが…


きっと今頃近藤さんに大阪であった事を聞いているであろう土方



そう言えば一は薬飲んだのかな?聞きに行くか


幸奈は一の部屋に向かった




幸奈「失礼します、翔です」


一「入れ」


幸奈「失礼します」スッ


スパン

幸奈「ねぇ薬飲んだ?」


一「いいや、飲まなかった」


幸奈「了解、その薬あげるから必要な時は飲んでいいよ」


一「あぁ、ありがたく頂こう」


幸奈「それじゃ、またね」


一「うむ」




幸奈は部屋に戻るがまだ土方は居ない





幸奈「ここにいてもな~」




と部屋を出てどこかいい場所を探す


幸奈「ん?ここいいかも」





見つけた場所は屋根の上


ちょっと寝転んでみる





幸奈「わぁ~~~~~、星が綺麗…」





未来じゃこんなに星が見えないもんな~





幸奈「皆どうしてるんだろう……」





ふと未来の事を思い出す


そういえば私派手にトラックに飛ばされたんだよね...生きてんのかな?

生きてたとしても、絶対にやばいよね…全身骨折、半身不随……

戻りたくないな...

けど美幸は自分の事攻めてんだろうな~、美幸のせいじゃないって言いたいな...


未来とここ行き帰りできないのかな?そもそも何故ここに来た?



私は何をしたらいいんだろう……栄太郎達を助ける、その為に歴史を変えるって...決めたけど



一...薬飲まなかった...

今回の事件は忠実どうりにいってるはず、


もし私が直接歴史を変えようとしても変わらないのかな?



……...……...……...……...……いや


そんなことないはず、初めから決めつけちゃダメ



ポジティブにいこうっ


歴史をかえるんだっっ!!!





幸奈「よしっがんばろう!!」





屋根からおり部屋に戻った