過去へ舞う姫

土方の部屋に着いた




土方「ゆっ...翔!それに芹沢さん……」


芹沢「翔を返しに来た」


土方「いきなり翔を連れていくのはやめて頂きたい、翔は俺の小姓です。」


芹沢「そうか」


芹沢「翔またいつでも来い」





そういうと芹沢さんは去ってしまった





土方「は~~~~~」


幸奈「随分と長い溜め息で」


土方「ってお前っっ大丈夫か!?何かされたか!??」





土方が幸奈の肩をがっしり掴み問いただす





幸奈「何もされてない、お梅さんとずっと話してただけ、てか肩痛いんだけど」


土方「あっあぁすまねぇ…」





土方が肩から手を離す





幸奈「結構良い人そうだったけど芹沢さん」


土方「あぁそうだが酒が入ると手がつけられねぇ」


幸奈「あ〜お酒か」


土方「この話は終わりだ、もう遅いから寝ろ」





今現在の時刻は11時時過ぎ





幸奈「そう、それじゃお休み~」




敷いてあった布団に寝転がる





土方「お前っそれは俺の為に敷いた布団だ、どけ」


幸奈「え~やだよ、眠いんだけど…」


土方「眠いんだけどじゃねぇよ布団ぐらいてめぇで敷き上がれ!仮にも小姓だろお前っ」


幸奈「い~じゃん仮の小姓なんだし…」


土方「は~布団敷くのめんどくせぇ」





と土方は幸奈の入った布団に一緒に入る





幸奈「っっ!何入ってきてんの!?」


土方「いいだろ別に、嫌なら自分で布団敷け」


幸奈「それはめんどい…」


土方「フンッじゃあ仕方ねぇな」


幸奈「……」








この日を境に2人は同じ布団で寝るようになった…………