過去へ舞う姫

芹沢さんに担がれ八木邸に到着


入り組んだ道を進み、ある一室を開け幸奈を下ろした


要は投げたわけだか……





ゴンッ

幸奈「っっ痛ぁ~~~!」


幸奈→芹沢「ちょっと何するんですか芹沢さん!土方に許可な「梅こいつで遊べ」…私で遊べって何言って」


梅「いいんどすか」


芹沢「あぁ、一刻後にまた来る」





とだけ言うと襖を閉め何処かに行ってしまった





幸奈「もうっ私は物じゃないのに」ブツブツ


梅「あんたはん、おなまえなんていうん?」





不満を零していると女の人に話しかけられた





幸奈「宮野…翔です」


梅「かわいらしいな~」





この人は確か……梅さん…………芹沢さんの妾


美人で綺麗……





幸奈「そんな事ないですよ、それに私は男です」


梅「そんなことあらへんやろ~、あんたはん女の子やろ?うちの目は誤魔化せまへんで~」





またもやバレてしまった……




幸奈「……はい、女です。けどっこの事は誰にも言わないでください!お願いしますっっ」





必死に訴える幸奈





梅「ならうちとお友達になってくれへん?」


幸奈「と、友達ですか……」






ここに来て女の人と関わることは全くなかった


幸奈は前々から女の子の友達が欲しいと思っていたので幸奈にとってはとても嬉しいことだ





幸奈「っっはい!喜んで」ニコッ


梅「うち梅いうんよ~よろしゅうな~」


幸奈「はいっお梅さん」







ここに来て初めての女友達が出来た幸奈だった