過去へ舞う姫

幸奈「あ〜~~ヤバい……部屋を出たはいいものもここ何処だろう?私のご飯は何処~?」




どうやら道に迷ってしまった幸奈ちゃん



幸奈「もうっ土方が説明しないのが悪いっこれから副長ではなく土方と呼ぼう


そんな事より誰か人通らないのかな~、フツーこういう時って誰かが助けてくれるんじゃないの?例へば斎藤一ちゃんとかさっ」



ドンッッ


誰かにぶつかり尻餅をついた




幸奈「っぅぅ、いやぶつかんなくても……」


「すまない、大丈夫か?」



少し心配そうに聞いてくるぶつかって来た人……まさかこの声



幸奈「……斉藤さん」


一「あぁお主は昨日のオナゴか」


幸奈「あぁはいそうです、宮野です」


一「そうか、しかし何故こんなところに?広間は反対方向なのだか」


幸奈「えっとその~道に迷ってしまったんです」


一「そうかならば俺も行く所だ案内しよう」


幸奈「…ありがとうございます」


一「例には及ばぬ」




スタスタと先を進む斎藤一さん


まさかの言ってるそばから本人キター

さっき斎藤一ちゃんとか言っちゃったよ?

聞こえてたのかっ?いやでも今の素振りは聞こえていない感じ?

だったら聞こえていないことを祈ろう!


そんなこんなで無事広間に到着




一「ここだ」


幸奈「すみません、案内してもらってありがとうございます」


一「いいんだ、入るぞ」



スッ


中に入る斉藤さんに続けて中に入った幸奈


座る場所がわからずキョロキョロしてると



総司「幸奈ちゃんこっちに来なよ」と呼ばれた


幸奈「沖田さんおはようございます、いいんですか私が幹部の席にいるなんて」


総司「いーのいーの」


幸奈「何なんですかその適当っぷり、まぁ失礼致します」


総司「うん」


何故か満足そうな沖田