未来へ帰る術も見つからず半年がたとうとしていた……


だが幸奈はここに居るのが当たり前かのように生活していた……


そして……




幸奈「だ~か~ら、壬生浪士組のところに行くのっ!」


栄太郎「どうしてあいつらのところに行かなきゃならないんだ!?」



いきなりの幸奈の発言に戸惑う3人



幸奈「日本統一!!!」


晋作「んな馬鹿げたこと……」


栄太郎「俺は絶対に反対だっ!!」


玄瑞「どうしてそんな事思いだしたんだ?」


幸奈「よく聞いてくれた玄瑞!私皆を見ていて思ったの、何か力になれないかって、見てるだけじゃ嫌なのよっ私も力になりたい!!」




なぜいきなりこんな事を幸奈は言い出したかというと、もう長くここにいるため人情というものが出てしまった……


栄太郎達を幸奈は死なせたくない、だから歴史を変えようと考えていた




栄太郎「……幸奈…けど駄目だ、あいつらの場所は危険すぎる幸奈を危険な目に遭わせたくないんだ」


幸奈「危険な目にあわせたくないって…………私はこの先に起こることを知ってるの、このまま残されていくのは嫌なのよ…………お願い………………」


栄太郎・晋作・玄瑞「「「………………」」」



あぁ、そうか俺らはそう遠くない日に…………だったら……………………



栄太郎「………わかった、行っていいよ」


晋作・玄瑞「「栄太郎っっ」」


栄太郎「ただし条件つき、定期的に文を送ること字は玄瑞が教えてたから大丈夫だよね、それから無理はしない事、最後に………………絶対に俺のところに帰って来ること……いい?」


幸奈「うん!約束する」


栄太郎「よしっいい子だ」ニコッ





こうして幸奈は2日後に壬生浪士組のところに行くことになった