その日は仕方無く寝た幸奈


栄太郎「幸奈……俺から離れていかないで…………」


栄太郎がそう呟き、眠れなかった幸奈の耳に届いていた






翌日…




幸奈は部屋でゴロゴロしていた


実は今朝栄太郎に「壬生狼がうろついてるかもしれないから外出禁止!」と外出禁止令がでたのだ


幸奈「あ〜暇だなぁ~」


玄瑞「うるさいこっちは仕事をしているんだ邪魔をするな」


そう言ってきたのは玄瑞


幸奈「え~だって暇なんだもん」


玄瑞「はぁ少しの間黙ってろ」


幸奈「嫌だ~」


玄瑞「……終わるまで黙ってたら団子買ってやる」


幸奈「っっほんと!黙る黙るぅ」


部屋が静かになり一刻程がたった


玄瑞「おい幸奈終わったぞ、仕方ないから団子買ってやる」


言っても返事がないので幸奈を見てみると……


寝ていた


「フッ仕方ねえな」と玄瑞は幸奈に布団をかぶせ団子を買いに部屋を出た