金色の髪を隠しながら帰り道を探していた幸奈だったが何の手がかりも掴めず1ヶ月が過ぎた


はぁ~もう1ヶ月……


翔達どうしてるのかなぁ

美幸は私が引かれるの目の前で見ちゃったもんな~

悲しんでるかな


てか私って死んでるかも...


だったら帰れなくね?なんでここに来ちゃったのよ、皆10年もしなうちに居なくなっちゃうのに…………


その後も帰れないままもう一月が過ぎた……


幸奈「はぁ~帰りたい……」


幸奈は1人河原にいた


「家に帰りたい?」


幸奈「帰りたい……………」


「連れてってあげる、君、名前は?」


幸奈「……言いたくない」


「僕は沖田総司、君の名前は?」


…………沖田総司……




っ新撰組!!!


幸奈「っっごっごめんなさい、帰らなくちゃ」


そう言い急いで立ち去ろうとしたが強く風が吹き笠が落ちてしまった


金色の髪がなびく


沖田「っっっ!やっぱり君はあの時の……」


やばい、見られたっ!逃げなきゃっっ


幸奈は笠も拾わず一目散に走った


沖田「っ待って!」


今度こそは逃がさまいと追いかける…が幸奈が宿に入ったのを見ると足を止めた


沖田「……四国屋」


宿を突き止めた沖田は急いで屯所に帰っていった