王子と天然彼女

そして、学校につく。

「凄いでかいよねぇ。」

ゆんは、声を漏らす。

ゆんとさっちゃんは、クラスを見に行った。

「おっ!同じくらうじゃん!」

さっちゃんは、そう呟きながら紙を指さす。

「おっ!さつき!ゆん!!
おっはよ〜ん!!!」

そう言って、手を振って寄ってくるのは
中学校が一緒だった、みなちゃんと、かえでちゃん。

二人とも可愛い。

「おはよ!」

「お〜、おはよ〜」

ゆんは、みなちゃんのことをみーちゃんってよんでる。

かえでちゃんは、かえってよんでる。

ゆんは、あだ名を考えるのが好きだから、仲いい人はみんな付けてる!

残念ながら、みーちゃんとかえとは同じクラスじゃなかった。


「んじゃ、うちらE組だからいくね〜!」

さっちゃんは、そう言ってゆんの腕を引っ張った。

そして、ばいばいしたあと。

新しい上靴に履き替え、自分のクラスへと向かった。