「銀ちゃん、ありがとう。ねぇ、今のもナイトメアなの?」



「わからない。けど、金縛りをするナイトメアなんて見たことない。でも、新種だったら…」



「幽霊、とかじゃないの?」



「幽霊なんかこの世にいるかよ。そんなもん信じてんのか。本当にバカだな。」



久しぶりに暴言吐かれた。



ていうか、精霊さんに言われたくないな。



「銀ちゃんだって似たようなもんだよ。」



「なんだ、それ。いない奴と一緒にすんな。
…今日はもう寝ろ。俺が調べとく。」



そう言うと、銀ちゃんは歌い出した。